牛歩村日記? Like a snail's pace?

日々平穏に暮らしていれば、自から幸せになれると言いますが‥?いろいろ雑音が‥

ママさんシェフのフランス料理『トマ○』

飲食店を出店するのにヒト通りの多いトコを選べば当然客入りの可能性は増えるのだけれど、より“眺望の良い”トコ等を選べば合理的に平地の職場の近くに住もうとする一般の人々の居住地からより離れて出店するには、距離以上に魅力のある施設にしなければならない‥

大岡村は全国に分布しており、我が故郷の東松山市の武蔵丘陵の端部も昔は大岡村とよばれた‥。ココ長野県の大岡村は最近なぜか長野市と合併し長野市大岡地区となってしまった‥
ココの大岡村は『長野市松本市上田市の市街地から“距離的”に中央に位置する』と言うのがこの村の自慢、標高400m代の犀川沿いから聖山の中腹の標高900m程まで居住地は分布している。
ココの店舗は犀川沿いのR19号を“飛んで”(“車で急いで来る”の意)山道を標高400m程上るトコに位置する。

イメージ 1フランス料理の店舗と言うと素敵な洋風の家屋を想像するが、公民館の建物をそのまま利用しており形式的には最近良くある『指定管理者制度』にて長野市から入札して運営している。
景色はかなりいいのだけど、公民館は木造の校舎の様な素敵な木造建築でもなくごく普通の公民館で、普通に会議室みたいなスペースに案内される‥。「学校だったのか?」の問いには「コミュニティセンターでした‥」とのコト‥

会議室の窓からの北アルプスの眺望は素晴らしいのだけど、錆びたベランダ?の支柱はそのままでせめてお客様の目に触れるトコのメンテナンスまで手が回らない様子‥。残念‥

メニューの冊子を渡されるが、特別に予約をしない限りメニューは選べない。いわゆる“おまかせ”になる。会議室には4名ほどの60代位のオバサンが大声でしお話しており、店の主人が小声でいろいろ説明してくれるのだけどほとんど聞き取れない‥

近所で採取した山菜と近所のヒトに頂いた食材を主に使ったフランス料理‥
イメージ 2 イメージ 3
日本の何本かの指で数えられる有名なフランス料理のシェフに直々に指導された奥さんが鍋をふるい、御主人が給仕をするスタイル‥。フランス料理のコース?の場合、客の食事のペースに合わせて次の料理を持ってくるのだけど、テーブルの数がそもそも少なく横でジッと見つめられているので非常に食べ辛い空間となってしまう‥。
黙って見ていられても辛いので、いろいろ話し掛けて“いつもの様に”質問攻勢をするコトに‥
が、あまり聞き取れず聴力の衰えを感じてしまう‥。かつては『地獄耳』だったのに‥

イメージ 4ジッと見ていられる中でのナイフとフォークの食事は‥
チヨッと苦痛だったけど、話し掛けちゃったのはボクだし‥
美味しく肉料理まで頂く‥
この手の料理屋ではメニューをすぐ下げてしまうけど、置いておいて貰わないとナニのどの部位をどんなソースで食べているのかが全く判らなくなってしまう‥
料理を持って来た時に説明して貰っても‥右から左‥左から右‥

食後のコーヒーが、煮詰まってしまったモノなのか‥。インスタントのコーヒーを入れ過ぎたのか‥
チョッと残念‥

お皿はこういうデザインなのか、「特に統一したデザインでないね‥」って助役サマ‥
コース料理は、前菜→主肉料理→デザート→コーヒー で統一¥2,100.-助役サマに言わせればこの施設で他と同じ価格で行くのはチョッと‥とのコト‥う~ん‥

夜に来てローソクで食事すれば特に施設は気にならないだろうし‥
この価格帯で、この立地では近所の人達がチョイとランチ‥ってコトはまずないだろう‥

長野県内は、儲け度外視?の趣味でやっている?料理屋が多いのでこれからもたまに食べに行ってみたいと思う‥(^_-)