牛歩村日記? Like a snail's pace?

日々平穏に暮らしていれば、自から幸せになれると言いますが‥?いろいろ雑音が‥

護岸の薄皮

今回の工事は護岸の修復‥
昨年の夏の災害(岡谷市で土石流があったアノ豪雨)で護岸が崩れている。
ので、予算があるウチに修復するって事らしい。

役所がやれって言うから僕らはやるだけ‥。
特に何も考えていない‥。
建設業者は、基本的に口を開けて待っているだけ‥。

待っていられないヒトが、自治体の長やら議員に出たがるのかな?
まぁ、僕は足元の小動物の不思議や目を見張る“なんでもない”日常の変化に一喜一憂しているだけ^^

今日も、一喜一憂‥
って言うか、ええっ~!そんなの、なのぉぉ~?って感じ‥。
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いつ頃だろう、前に大先輩達が工事したのは?
まぁ、戦後だろうけど‥
護岸には柳やらの雑大木?が鬱蒼としている。
今はまだ新芽が出てないから、こんな感じだけど蔦やら伸びて来たらヒトが立ち入れる場所ではないだろう‥
ココの立ち木をどかして工事をすれば、根が張っていて下の石張りの石をバリバリと剥がしてしまうのではないか?って思っていたのだけど‥

いざ、引っ張ってみると‥
ペロッ‥って綺麗に剥がれた。

なんと、表面に溜まった薄い表土?に根を張っているだけだ‥。
あんなに大きな木なのに、凄いねぇ~
そんな根に枯葉が積もって腐って土になって‥
何年経ったのだろう‥?

言い換えれば、先輩の玉石張りが隙間もなくきちんと施工されていたとも言える。
隙間があればソコから根が入って、、“千里之堤于穴”「千里の堤 も蟻の穴から」
って事になってしまう。
なんとも、自然でないと言われてもしょうがないけど、納税者の財産を守る為には致し方ない。
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一枚剥がせば、こんな護岸が残っていた‥
いやいや。何処が災害だって?この下の部分で、写してないのよ^^

社会基盤とは上手く言ったもので、表面は自然風?に見えても根底ではしっかり市民生活を守ってくれている‥。のかもしれない‥。
近頃流行の“親水護岸”なんかはわざわざ、経年でコウなるのを税金を掛けて自然風に化粧までしてあげる護岸だけど、結局はこうなるのねぇ~。

最近見た雑誌で、出来たばかりの親水護岸を貶してる記事を見かけたけど、全然視野が狭まかったな
┐(´-`)┌
所詮、あら捜しばかりしているヒト(僕もか‥)の視点は、都合のいい方向からしか見て居ないものだけど‥

自然ってヤワじゃないねっ!(*^^)v