牛歩村日記? Like a snail's pace?

日々平穏に暮らしていれば、自から幸せになれると言いますが‥?いろいろ雑音が‥

競争を持ち込む論理

先に述べた山岳スキー競技を見ていて疑問が浮んだ。
『なぜ速さを競うのだろう?』
この日の任務は雪崩の危険の回避‥。特に競技にとやかく意見する事はない‥。

そんな僕も数年前まで体力には自信がアリアリで、フルマラソンやスキーラリーなどにも参加した事がある。フルマラソンは最高3時間36分だったかな?良く走った。『走りたい病』と言う感冒に罹っていたのかもしれない^^スキーラリーはオリエンテーリングをやる訳だけど、メンバーに恵まれて出場すればいつもダントツの優勝でなかなかの成績だった。
賞状貰って商品貰って、まぁ嬉しい。そんなトコ‥

山で走る人を見かけるようになったのは何時だろう?
高校の(山岳部でない)友人が“アドベンチャーレース”と言うモノに参加した頃だっただろうか?
仏蘭西の“サロモンテーラーメード”って企業が冠になったレースが日本で開催された頃だ。
そのメンバーと山に行く機会があって同行したが、その中の女性が「走っていい?」って聞いて来た。
『?』何言ってるの?って顔していたら、どこかに走って行ってしまった。

僕が始めてガイド?の仕事で八方尾根の八方池って所まで爺婆を引率していた時にも、見るからにマラソンランナーって格好の親爺が、「唐松の山頂まで行って来ていいですか?」って行っていた。
「一昨日おいで」って行っておいたけど、なにやら溢れる闘志の吐き出し口を求めているかのように見える。平たく言えば眼は“行って”しまっている。

話を戻そう。
山の世界?で威張れるのは、体力のある人と相場は決まっている。
幾ら論理的に物事を説明出来ても、毎回の山行でバテバテでは誰も付いて来ない。
(僕の居た団体では、いつもバテてもコレと言った体力作りもしないで、ブリブリ言っている女子が多かったが‥)
誰が一番早いか、強いかを競うようになる‥
って、流れだろう。
大体、釣師と鉱山師(ヤマシ)は法螺吹きばかりで、誰も見ていないのをいい事に、ドンドン話を膨らませるのが得意だ。(今でも先輩を見習って法螺吹きの学科と実技に長けた人は多い。)
なら、集めて競争させよう!って事だろう。酒でもいいね。誰が一番強いか‥。不毛だね‥。

眠い‥寝よう。昨日良く歩いたからだね^^
ぐぅぅ~

つづく‥