カジカ摑み取り

水路の脇で仕事をしているんだけど、三面張り(コンクリートで囲まれた）の水路なのに漏水が酷い。
掘削した孔（あな）が見る見る浸水していく‥
コンクリートの伸縮目地か打ち継ぎ目地から漏水しているのだろう

水路と言っても、元は河川(砂防指定河川）なので表面水は三面張り水路を流れていても、伏流水は辺りを流れていてもおかしくない。

今は農業用水として利用されている以外は、増水時に周囲の家屋の不安の種になっている感じがする。
まぁ、水道料金と下水道料金を気にせず使える水があるのは有難い。

そんな事より水を止めなくてはいけない。
上流の河川の分岐点に水門があったのを思い出し、地域の水利管理者に許可を取って水門を閉めさせて貰う。

暫らくして漏水も減って来た。
と思っていたら近隣のオヤジがタモ網を手に出て来た。
「イワナ居なかった？」
イワナは見てないなぁ。って仕事をしていた。

その後川底を見ていると動く物発見。
カジカだ

ボックスカルバートの暗がりに集まっている

ちょっと探したらこんな感じ

午後の休憩時にもっと獲ろうとうろついたけど、大きな昆虫のヤゴが居るだけ‥
もしかしたら、カラスなんかに先に食べられちゃったかしれない。

カジカは唐揚げで頂きます。
魚へんに秋で『鰍』なんだけど、秋の魚なのかな？