もっとも、漏れたら替えるって方針だし、平成の時は閣僚の一人が毎日新聞の記者に漏らしているとのこと‥。毎日新聞は、昭和改元時にスクープしたものの、当然に発表段階で差し替えられて、ついでに社長と担当役員の辞任ってコトになったとのこと‥だもんで(信州弁)、平成時は号外を出すことが出来なかった‥ってのは、有名な話‥
もっとも、今の閣僚はなってない輩ばかりで、任命責任者の自称“行政の長”とその取巻きはウソつき集団で‥新元号年間は軟禁を続けてほしいもの‥願わくば、『アンダーコントロール』『関係アレば辞する‥』なんて平然と宣う口から談話なんて聴きたくないネ‥
まぁ、メディアでの『平成最後』って言うのが耳に余るこの週末‥って言うか来月中いうんだろうけど‥
だからナニ‥ってコト‥実際は5月1日(MayDay)の施行ってコトなのかな?5月1日といえば、日本以外では国際的には
だからナニ‥ってコト‥実際は5月1日(MayDay)の施行ってコトなのかな?5月1日といえば、日本以外では国際的には
『世界各地で毎年5月1日に行われる祭典。ヨーロッパでは夏の訪れを祝う意味を持った日である一方、旧東側諸国などでは労働者が統一して権利要求と行進など活動を取り行う日としている国もある。《出典:Wikipedia》
で、他に
無線電話で遭難信号を発信する時に国際的に使われる緊急用符号語。フランス語の「ヴネ・メデ(venez m'aider)」、すなわち「助けに来て」に由来する。一般に人命が危険にさらされているような緊急事態を知らせるのに使われる。 《出典:Wikipedia》
チョット前の外国映画なら、「メーデーメーデーメーデー国際救助隊助けて下さいっ!」って、あったよね‥ 他の国は休日らしいけど、日本は5月に休日を作り過ぎたから外されてるよね‥ 日本国では、公式文書は年号を使用するって決められているんで、印鑑屋と印刷会社が儲かるんだろうけど、メディアではただ最後だ最初だ‥って情報の垂れ流し‥一喜一憂している連中が馬鹿に見えない?見えないなら重症だ‥
これらの事象をはじめ、どーでもいいメディアの垂れ流し報道を、耳にするか目にするかすると、必ず思い出すのが小学生の頃に読んだコナン・ドイルのシャーロックホ~ムズの物語の一説‥
結構最初のほうだよね、検索したらあったので半世紀ぶりに読んでみた‥除隊したワトソンが、友人の紹介でホームズと同居をはじめての最初の印象を語っている部分‥
【前略】 無知も、博学と同様に同居人の特徴の一つである。当世の文芸、哲学、政治などを知らない。私がトマス・カーライルを引き合いに出したときなど、無邪気にも何の人で何を為したかと訊くのだ。それならまだしも、私の驚きが頂点に達したのは、偶然、同居人がコペルニクス理論も太陽系の配置も知らぬとわかったときである。この十九世紀に生きる文明人でありながら、地球が太陽の周りを回っていることを知らぬとは、いやはや驚愕の事実であり、私は理解に苦しんだのだった。 同居人は我が動天の表情に微笑む。「驚きのようだね。だが知ってしまったからには、全力で忘れるとしよう。」 「忘れるとな!」 「そう。」と同居人。「思うに、そもそも人間の頭脳は、何もない屋根裏の小部屋のようなもので、選りすぐりの家具を揃えておかなければならない。未熟者は出会ったものすべてを雑多に取り込むから、役立つはずの知識が詰め詰めになるか、せいぜい他とない交ぜになって、挙げ句の果てには取り出しにくくなる。しかし腕の立つ職人なら、頭脳部屋にしまい込むものにはとても敏感になる。仕事の役に立つ道具だけを置いておくのだが、各種全般を揃え、完璧に整理しておこうとする。この小部屋の壁が伸縮自在で、際限なく膨らませると思っているなら、それは違う。いいかい、知識が一つ増えるたびに、前に覚えたものを忘れることになるのだ。それゆえに肝要なのは、有用なものを押し出してしまうような、無駄な情報を持たないことだ。」 「しかし太陽系くらい――!」と私が食い下がると、 「そんなものがいったい何になる?」と同居人は我慢ならないとばかりに口を挟む。「君によると、僕らは太陽の周りを回るらしい。しかしたとえ月の周りを回ったとて、僕や僕の仕事には一ペニィの得にもならない。」 【後略】
『緋のエチュード』アーサー・コナン・ドイル著、大久保ゆう訳第一部「ジョン・H・ワトソンの回顧録」第二章「演繹推理学」より転載 一般的には『緋色の研究』ですな‥この一説のあと、比較的有名な‥初めて会ったときに「アフガニスタン帰り‥」って言い当てた理由を言うんだよね‥「元号なんてモノが一体何になる?キミによると、ボクらはある一族の末裔が一種の家督相続を一ヶ月後にするってコトを時代の区切りだという。しかし、誰が継承しようが、姪御さんが誰と婚約しようが、ボクやボクの仕事には1円のの徳にもならない‥。」
「しかし元号くらい――!」と私が食い下がると、
「そんなものがいったい何になる?」と同居人は我慢ならないとばかりに向き直った‥。
「JAXSAが探査機飛ばそうと、北の国からミサイルが飛んで来まいと、首相が虚偽答弁しようと、誰が薬物使用しようと‥
有用なものを押し出してしまうような、無駄な情報を持たないコトだ‥。」
間をあけて続けた‥ 「でも、スコットランド・ヤードへは、今の請求書が終わるまで訂正印で対応するよ‥買っておいてくれないか‥」
「ん?そーゆーホームズは、確か‥薬物の常用者だよね‥。」
「‥‥。愛用はしているけど、中毒、ではないよ‥。」
「ボクは医者だ。使うなら純度の高いモノを手に入れてくれ‥」
と、口にした瞬間、呼び鈴の音が聞こえた。
シャーロック・ホームズはゆっくりと立ち上がり、扉側にある椅子へと座り直した‥。
「‥‥。愛用はしているけど、中毒、ではないよ‥。」
「ボクは医者だ。使うなら純度の高いモノを手に入れてくれ‥」
と、口にした瞬間、呼び鈴の音が聞こえた。
シャーロック・ホームズはゆっくりと立ち上がり、扉側にある椅子へと座り直した‥。