牛歩村日記? Like a snail's pace?

日々平穏に暮らしていれば、自から幸せになれると言いますが‥?いろいろ雑音が‥

身近な死に接して‥

10月の8日に長兄シロが交通事故死をし、すっかり日々の生活の“ハリ”が無くなってしまっている。

残された弟妹はそれ程変わりなく日々を暮しているけど、長兄が潤滑油になってお互い舐め合ったりじゃれあったりしていた様な‥。長兄が居なくなり、弟妹の距離感もそれ程前みたいに近く無いような‥?
そんな気がする。

朝まで元気で餌を要求していたのに、すっかり冷たい塊になってしまった姿を見ると生命のはかなさを思い知らされます。

昨年の8月末日に、会社の倉庫で3匹に出逢って1週間の助役サマとの協議の上に自宅に連れて来て‥。当初は障子やら破かれ捲ったけど、半年を過ぎた頃?かな、去勢&避妊手術をしたからか、落ち着いて来てやたらとなんでも登らない様になって来ていたし、外に自由に出はいり出来るようにしたからストレスが減ったのかな?

ドライタイプの餌を1日3回自動餌与え器で給餌して、長ければあと20年‥僕らの定年くらいまでは一緒に暮らせるかと思ったのに‥

シロに関して言えば3匹の中で一番人懐こくて、おねだり上手だったかな‥。お風呂に入れるにも簡単に捕獲で来て比較的おとなくしく入浴してくれたし‥
見本のような長兄だったな‥

一番の食いしん坊で、他の妹弟を頭で押しのけて餌を食べて意地の汚さも見せていたけど、急いで餌を食べるものだから良くゲロゲロって戻していたし‥。ソレを弟が食べちゃったり、なんとも‥

去勢&避妊して餌を与えて、夜だけ一緒?に過ごして餌をさらにねだられればチョこっと与えて‥御機嫌とって、そんな毎日を短い猫生涯で繰り返して欲しかっただけで、人間サマは勝手に家を開放して暮らさせている‥。挙句の果ては、管理が行き届かず通りで車に轢かれてしまうなんて‥。
1年と3カ月位の短い猫生涯は、ドウだったろう‥

1歳チョッとなんて、身体は4kgとかなり大人びているけど分類的には子猫だったのかな?
あまりに短い生涯を迎えるために家に連れて来た訳ではないけど、助役サマとボクの人生にも当てはめるとなんとも何の為に生きているのか‥。どうせやって来る最期に向かって、毎日せっせと働いて、ご飯を食べて、風呂入って、寝て‥。ウチの猫と左程変わらない‥

長兄シロのあっけない最期を体験して、そんなコトをずっと考えています。


おもえばいつも体温を感じる程近くに居た生命の消失は、経験が全くなかった。
親戚や祖父祖母の時もそれ程面識が深くなくあまり感じなかったと思う‥。
若くして亡くなった友人もいるが、もう時間が経って忘れてしまった。
ウチの長兄猫シロの死もそのうちに忘れてしまうんだろうな‥

帰宅して、残された妹弟の姿を確認するまで不安で不安で‥そんな毎日です。

シロの最期の写真です(9月末)
イメージ 1 イメージ 2
シロは助役サマの布団にで寝るのが好きでした。今は残された妹がその座にやって来ています。
(ボクのトコには来ません)
弟は、ウチに来た頃からあまりヒト懐っこくなく、最初ほどではないけどまだまだ疎遠です。

ポッカリ胸に穴は開いたけど、残された妹弟と助役サマで平穏に暮らして行きたいです‥。