牛歩村日記? Like a snail's pace?

日々平穏に暮らしていれば、自から幸せになれると言いますが‥?いろいろ雑音が‥

お伊勢詣(内宮)‥2nd

前回の初お伊勢詣は、8年前かな?ソレまでいつも5月連休は春山登り&滑りだったのに助役サマが愚図ってボクの有史以来初めて普通に観光旅行をするコトになってしまった‥

その時に訪れたのが、熊野界隈と帰路にお伊勢詣‥その年はちょうど、木曽の上松町在で近所では今回の遷宮に使用される桧の大木が古式に乗っ取り斧で伐採された年でしたな‥『山口祭(やまぐちさい)』

今回のボクは長期代休中だったけど、助役サマには平日休んで貰いました。混んでるとヤダもんね‥
しっかし、高速代が休日半額割引適用でなく嵩んで涙です‥

イメージ 1 イメージ 2
本来は外宮→内宮の順に参詣するとのコトだけど、時間もないので内宮からですな‥
【右写真】実は餡を冷凍&解凍させ即日製造販売かの様に販売していた『赤福』(本店)も何事もなかった様に、繁盛してます。繁盛し過ぎてここらの『おはらい町』のかなりな面積を買収&再開発するまでなって来ている‥。毎週毎週、週刊誌に見開きのカラー広告を出せるだけありますな‥

イメージ 3
平日午前中の『おはらい町通り』はすいてます。前回のGW時はかなりの芋洗い状態だった‥かな?

イメージ 4 イメージ 5
まずは腹ごなし、助役サマがガイドブックで選んだ伊勢うどん屋さん‥ だけど、この店客は僕らだけ‥
誰も居ない食堂って言うのは助役サマが最も苦手としているんだけど、彼女自身が選択しているのでしょうがない‥。フカフカ伊勢うどんを助役サマは釜揚げ、ボクは釜玉です。
助役サマは、今日びのなんでもかんでも「コシコシ‥」ってい言う風潮が気に入らないと言う‥
まぁ、アレはアレでコレはコレですな‥
しっかし、伊勢うどんって1時間くらい茹でるのに‥なんでこんなに早いのか?って普通の脳みそがあれば不思議に思います‥。ソレにどこの伊勢うどん屋も手打ちうどん表示(幟)がありません。実はほとんどが冷凍若しくは茹で麺なんですな‥。製麺所のHPを見れば一目瞭然です。特に手打ちを唄ってないので構わないですが‥

イメージ 6
さて、だんだんと歩く人が多くなって来ました。我が長野市で言えば善光寺門前町の様ですな‥
黙っていてもお客がやって来る2千年‥だもんで“おもてなしのココロ”って言うよりは“おかげサマ”って言うコトになる‥。既得権万歳である‥。

さて、商業地区を財布を庇いながら命からがら通り抜け‥
イメージ 7 イメージ 8
五十鈴川に架かる“俗界と聖界の境にある橋”の宇治橋です。宇治橋と言えば京都府平等院の近くにもありますね‥。間違えちゃう
神宮の式年遷宮宇治橋も掛け直すとは聞いていたけど、隣に掛け直すのではなく同一位置に掛け直すとのコト‥。以前は遷宮と同年に行なわれていたが、昭和の終戦後に昭和天皇が延期し以後遷宮の4年前に架け替える事になったと言う。宇治橋の歴史は内宮より浅く、建久年間(源頼朝鎌倉幕府を開いた)頃から記録が残っている。宇治橋の鳥居は内宮と外宮の正殿の棟持柱の古材を使用しているとのコト。

イメージ 9橋脚の下部工の視察がしたかったがトラロープで立ち入り禁止と結界が張られており断念‥
昭和になって橋幅の拡幅や橋桁を増やし、昭和44年には表面を自然石で化粧したコンクリートの基礎を採用しています。
内宮や外宮の“祠(やしろ)”はヒノキの柱を直接土中に立てるのに対してココは耐久性を持たせてある。みたい‥

「お手洗 これより先はありません」との高札の先に、左写真の御手洗(みたらし)があります。
イメージ 10 イメージ 11
御手洗は、神社に参拝する時に手を洗い口を漱ぎ、五十鈴川に入って禊(みそぎ)ぎ心身を清めるトコ。現在は行事を簡略化する為に『手水舎』が出来てます。
でも、内部の土産物(お守り)売り場で働く神官?巫女さん?の為のお手洗いは設置されているはずです‥。

イメージ 14 イメージ 12
現正宮の石段の下まで撮影して良いとのコト‥
 イメージ 13
10月2日に『遷御(せんぎょ)』にて皇大神宮にて大御神が本殿から新殿へとお遷りになる‥
新殿はまだ完成していなく、数々の『祭儀(さいぎ)』を経て執り行われるとのコト‥
これらの祭儀のソフトや施設のバードを20年毎に子孫に受け継ぐ事が式年遷宮の意義なんだよね‥

 助役サマはにわかに勉強し、『お白石持行事(おしらいしもちぎょうじ)』(完成した正殿が建つ御敷地に敷く白石を奉献する行事)に参加したいっっ!
って周囲の神官?にヒヤリング始めた様だけど、彼らは教えてくれずボランティアガイドさん(旧神領に住む人?)が既に募集?は終了しているし、誰でも出来る訳でないコトを説明してくれる。
ちなみにこのガイドさんは参加される‥羨ましいね。

 とにかく神宮内は巨木が多いです。ソレも超ぉ高く、こんなに高く生育出来るんだ‥?って感じ‥
イメージ 17  イメージ 15
 新殿が木々の間から見えます。
 イメージ 16
正宮には現在の三種の神器が祀られ収められています。三種の神器とは、八咫鏡八尺瓊勾玉天叢雲剣で、日本神話において、天孫降臨の時に瓊瓊杵尊(あめにぎしくににぎしあまつひこひこほのににぎ=天照大神の孫)が天照大神から授けられたという鏡・玉・剣のコトですな‥。

イメージ 21 イメージ 18
 正殿だけでなく他の祠も全て新しくなるとのコト‥
 イメージ 19
四至神(みやのめぐりのかみ)四至神は内宮の四法を守る神様(お婆サマ)と言われる“パワーストーン”だそうで、どこにも説明書きがなくても皆さんよく勉強していて‥勉強してなくてもお慈悲の多い参拝者の方々が教えてくれます。

イメージ 20
内宮の参拝を終え、五十鈴川河畔のベンチにて心穏やかに赤福を頬張る助役サマ‥。

イメージ 22 イメージ 23
なかなか綺麗な清流の五十鈴川‥ 伊勢市南端部を源を持ち、内宮脇を流れ伊勢湾に注ぎます。
御手洗場では手洗いだけではなく口濯ぎまで行われたとあって、水源地の山も御料地なのかな?
赤福は3個入りが品切れで、日持ちもしないので2個入りで我慢です。解凍でも美味しいですぜ‥

イメージ 24 イメージ 25
五十鈴川河畔から対岸に『寄生木』を発見っ!こんな海に近いトコでも生育するんだねぇ~。

【宮川位置図】
イメージ 26『お白石持行事』で使用する、正殿が建つ御敷地に敷く白石は宮川の河原から選ばれたヒトが拾って奉献します。宮川の水源は奈良県境の大台ケ原‥。

五十鈴川位置図】
イメージ 27伊勢市内に水源をもち、市内で海にそそぐ。
完結してます‥

普段あたまを下げる事なんて全くしないボク(ウソ)がこの日は一生分のお辞儀をしましたとさ‥
 《外宮につづく‥》
【資料】 伊勢神宮式年遷宮