牛歩村日記? Like A snail's pace?

日々平穏に暮らしていれば、自から幸せになれると言いますが‥?いろいろ雑音が‥    副題は他国のヒトにもみて貰えるかなぁ~って‥?Fortune smiles on a merry home

千曲川のつけ場『鯉西』

 観光するトコもほぼ行き尽くしたと実母が言うので、ソレでは‥って記憶を辿って‥
まだ、長野県に越して来る前に一度行ったコトがある千曲川の“つけ場”に行ってみるコトに‥
さて、当時は友人に連れられて行ったので何処だったやら?

 ちなみに千曲川の“つけ場”とは、鮎の解禁と共に河川内にほったて小屋が出来てソコで鮎をはじめ川魚料理を食べさせる食堂の様なトコ‥

 通常は河川内は工作物の設置は河川法上は不可なのだけれど、このヒト達は漁協の組合員であり河川法が施行されるずっと前からの既得権で工作物の設置と営業権を保証?されている‥らしい。
洪水時には流されてしまうんだろうな‥

 安曇野市辺りの河川で仕事をしている時でも、犀川や裾花川辺りで仕事をする時にも漁協とつけ場経営者には丁重な挨拶がかかせない‥。

 そんな“つけ場”だけど、経営が順調であるかは建物の汚さで判ると言うもの‥
どちらかと言うと“つげ義春”先生の絵に出て来るようなリアリズム(生活臭)に溢れ、お値段だけは超一流で水道も無いような?炊事場で調理された川魚料理に舌鼓‥。トイレはもちろん何年も使い続けている仮設トイレ‥。京都は鞍馬にある貴船の川床料理(行ったコトないけど)を思い浮かべると540度ほど方向性の違ったモノと言える。(水道や電気は引っ張っている様です)

 こんなコト書くとココで紹介する『鯉西』さんに申し訳ないけど、20年ほど前の記憶ではそれ程廃墟チックではなかったし‥。自分で支払してなかったので‥お値段の相場も判らない‥
う~ん。助役サマにはいろいろ廃墟チックなトコは慣れさせているけど、両親には‥ドウだろう‥。

さて、前日にWebで調べた訳でもなく移動中に思いついたので、新しく出来た“川と道の駅”で漁協と通じてそうな職員のオジサンに場所と値段と廃墟度を聞いて‥どうやら良さそうなので、塩田平を廻って腹を減らしてから現地に向かう‥。

 千曲川の土手沿いに車を走らせると、新幹線も停車する上田駅の温泉口のすぐ近くの河川敷き‥
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そうそう、ココだ‥。20年前の記憶がなんとなく蘇る‥。他の“つけ場”がやっているかやっていないかが、車を降りて店を覗くまで判らないのに対して、既に駐車場に数台車があり客が自分達だけではないコトが判りホッと安心。客がいると言うコトは、それなりに評価があると言うコトだし‥。

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店内もまさに“季節営業”らしくエキゾチックな内装‥。雨が降っていたらかなり寒々しいけど、こんな初夏の眩しい日差しの中では丁度いい感じだすな‥。両親もひとまず受け入れてくれている様子‥

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さて、問題はお値段である。チェック、チェック‥。既に食べているお客が居るのでどんな盛り&品揃えなのかは見て取れる‥。う~ん‥。まずまず‥かな?相場はこんなモノだろう‥。

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さて、毎度昨夜と同じくチョッとづつ頼んで色々皆で突いてみるお行儀の悪い方式‥お通しは鮎の甘露煮残念なのは両親の食が細く、如何してもボクの胃袋への負担が大きいと言うモノ‥


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やっぱり鮎の塩焼きも外せないよね‥。もっとお客が居ればぐるっと炭を囲んで並ぶのに‥
炭は炭火焼肉店で良く使われる中空のタイプ。

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鮎の刺身です。スイカの香りって言うけど、川床のコケを沢山食べないといい香りがしないらしい。ちなみに鮎はキュウリウオ科に属しており、シシャモやカペリンやワカサギ、チカなんかと同じ仲間である。以前道民だった頃に長万部近くの川で五月の連休に産卵のために遡上してくるキュウリウオを沢山捕まえたコトがある。
近くにも何組か遡上するのをターゲットにしているオジサンたちが数組居たし。このキュウリウオも文字通りのキュウリの香りが物凄い‥。あんまり美味しい記憶はないけど‥。美味しかったらもっとライバルがいただろうし‥。ちなみにシシャモは秋に日高静内辺りに遡上するのが有名で、こっちは国産シシャモとして高値で取引され、漁業権のあるヒトの収入源です。

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『小鮎天ぷら盛合せ』と『鮎天丼』です。ご飯なんて食べている場合ではなく、盛合せだけで良かった‥
小鮎はほぼ100%琵琶湖産ですな。天然鮎なんて現状の千曲川(信濃川)を遡上出来るのだろうか?
新潟県境の西大滝ダムやその一つ下流にはJRが違法取水していた宮中ダムとか、原発の代替えとして水力発電なんて言い出したら日本中の河川から水が無くなってしまう‥かな?コッチも水利権者は電力会社‥

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『鮎飯』に『鮎雑炊』‥。なんと、盛りが多いっ!いつもなら喜ぶのだけど、その殆どをボクの胃袋に収めねばならない‥。辺りを伺うと樹脂のパックを貰って持ち帰るグループも居るみたいなので、無理をせず持ち帰れる鮎飯を残し、鮎雑炊をやっつける。コレがどれも結構美味しいっ!なかなかなモンだす。

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『鮎の塩焼き』がやって来ました。げふっ‥ 美味しいんだけど‥ 苦しい‥

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『鮎の味噌汁』(サービス)です。座っていると苦しいので立食なら食べれたかな?

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さて、連日の自然光の中での会食なんだけど‥困ったコトにココでは闖入者が‥ 他のテーブルにも‥

イメージ 23いやぁ~
食べ尽くしました。コースなら一人4,000円以上コースなんだけど、ばらばら注文でひとり1,500円位かな?
まずまずでした。
駅からのアプローチもいいからか?営業が上手なのか?数多くのテレビ番組に紹介されているらしく店内では収録の劣化したビデオが延々と流されています。

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これから食べられちゃう鮎が生簀の中で泳いでいます。“おとり鮎”として購入すれば600円/匹です。
スーパーなら200円/匹位かな?誰か友釣りで釣って来てくれないかな?

【位置図】
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ホント駅の裏です。いろいろ“つけ場”を見て来たけど、ココならヒトに紹介出来そうです‥。
食後に両親を上田駅まで送りお別れしました。駅のすぐ近くでタイ食材屋を見付けて気になります‥

【参考】 鯉西 上田城の近くに通年営業の店舗もあるみたいです‥