牛歩村日記? Like a snail's pace?

日々平穏に暮らしていれば、自から幸せになれると言いますが‥?いろいろ雑音が‥

『藍の館』徳島県藍住町

 徳島と言えば“藍”なんだそうな‥吉野川を帆掛け船で“蒅(すくも)”大坂に向けて出荷‥で大繁盛‥?
まぁ、この時代の繁栄とは搾取の歴史でもある‥よね‥

 阿波と呼ばれた徳島県では、平安時代から藍の生産がはじまり戦国時代に徳島藩の奨励もあり藍の生産が本格的になり‥豪商からの取りたてで藩の財政の基盤にしたとのコト‥明治にドイツから化学染料が輸入されるまで繁盛したそうな‥
 『藍の館』はそんな豪商の奥村家の屋敷を寄付された藍住町(1955年:藍園村、住吉村の2村が合併)が藍の歴史文化や作品の展示を行っている。

 まぁ、寄ってみようって藍に代わって植えられている一面の人参畑の中を車ですすむ‥
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このコンクリの資料館は最近建てられた 資料館中ではつまらない展示が並んでいる‥
町立になって予算が付いたら‥ 中身がどうであれ箱モノは立派過ぎる‥

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コンクリの資料館の裏から奥村家の邸宅&作業所に‥

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この日は奥の邸宅にて若い衆の男女5~6人の作家さんの展示会をやっていた‥
20代後半から30代前半くらいかな?売れても売れなくても楽しそうだ‥

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暗い邸宅内を探検‥                  作業所の藍玉の生産工程の展示で勉強です‥

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工場内。ココにも藍染めの作業工程が細かに記されている。コンクリの資料館とまさに“二重行政”
コッチの展示場で十分‥

さて、粗探ししてばかりいないで藍染めの体験ですっ♪ 体験料(¥500)と材料費が必要です。
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体験室で自分の作品を作りながら体験教室もやっているソコソコの歳の女性が手ほどきをしてくれます。

イメージ 11助役サマがシルクのストール(¥3,000)でボクが手拭い(¥1,000)だったかな?もっと安かったかも‥
助役サマは3段階のグラディエーション‥
ボクは溶かした蝋で毛筆で文字と絵柄をデザインして‥
仲の良かった?頃の皇太子御夫妻も体験されている様子‥

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出来ましたっ!こんな感じですっ♪ まずまずいいでしょっ! (^o^)/\(^o^)/
(※:ボクの図柄はコーヒー豆ではなくて偶蹄類の蹄轍ですっ)

【追記】
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藍の館の周囲は一面の人参畑‥。この日も沢山のヒトが収穫をしていた。ソレに安い‥
畑には収穫しきれない人参がポロポロ落ちていたけど‥ 珍しく拾いませんでした‥