牛歩村日記? Like a snail's pace?

日々平穏に暮らしていれば、自から幸せになれると言いますが‥?いろいろ雑音が‥

レストラン鯛萬&鯛萬の井戸

今回訪松したのは松本城の花見もあったけど、こちらがメイン‥

イメージ 1今年の正月明けに松本飴市に来てウロウロして居た時に通り掛かって提案されたレストラン鯛萬
年度末(の仕事)を乗り切ったので、頑張ったボクと支えてくれた助役サマへの感謝を込めてお食事会‥
仏蘭西料理の松本では有名?な“鯛萬(たいまん)”にやって来た‥
夜の部のディナーは高価過ぎる(らしい)ので、ランチに‥車なのでワイン抜き‥コレなら行けそうです

イメージ 313時前に入店したら給仕のヒトが「お待ちしておりました‥」と深々とお辞儀をされる。入り口のバーカウンターのある広間は寒々として誰も居ない‥お客ってまさか僕らだけ‥?
店の奥深く案内され途中の広間も荷物置き場になっていて、冬季閉鎖前の山小屋の様‥大丈夫か?
奥の間に通されると、5,6組が食事をしていた‥
壁際のテーブル席に案内されてメニューを見せて貰いさっそく協議開始‥

僕らくらいの夫婦が二組に老夫婦が二組‥あとは8人位の食事会かな?
既にメインに突入している様子‥ 山小屋風の店内は松本民芸家具とはちょっと違うけど似た様な座貼りのある木製の重厚な椅子‥

さっそくメニュー観賞‥ AとBコースでBコースを頼むと軽く萬/人越え‥
イメージ 2お昼のコース A (¥5,250税込)
①-1ズワイガニロメインレタス、トマトコンフィーのプレッセ、フロマージュブランを纏わせ
①-2グリンピースのブルーテ オリーブオイルとベーコン添え
カマスと帆立貝のムースのルれヴァプール、ジャガイモと蕎麦のみのリゾット 菜の花のクーリー
③-1北海道仔牛のコートロティー バンデビス風味のグラチネ
③-2信州牛のグリル新キャベツと春野菜のカネロニ仕立てと共に(+1,790円)
あとは¥9,450のBコース‥ お昼からこの値段は‥

食事が来るまでなかなか大変だった松本城天守閣の階段の話題とか楽しい会話で時を忘れる‥?
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①-1,2この二つは選択性です。いつもは助役サマと皿を取り換えて両方の味を味わうんだけど‥
給仕のヒトに監視されているし‥助役サマは皿のトレードを拒否‥ 人一倍人目を気にしてます
美味しいです。テーブルの間も離れているので店内での会話の内容が筒抜けのような事もまずありません

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②の魚料理です。ナイフが切れないので潰れてしまいます ③は北海道の牛の肉料理‥ 美味しいです
アルコール度ゼロのビールを飲む選択もあったけど、美味しくないのでやめました。
フランスパンとイギリスパンをパクパクお替り頼んで追加料金にならないかビクつく‥

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デザートのロゼワインのゼリーはお酒の要素が多分に残っており、弱いヒトなら運転不可だろうな‥

さて、コーヒー‥ 美味しいコーヒーが飲めるかな?って楽しみにしていたんだけど‥
イメージ 10なんだか朝方のファミリーレストランで出される様な煮詰まった味って言うか、ドボドボ入れ過ぎたネスカフェの味‥
「コレって‥」って助役サマと確認し合う‥
今迄美味しかったのに大変残念‥
もしかしたら‥コレが正しいフランス料理レストランのコーヒーの味なんだろうか‥?

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HPによるとアルザスの山小屋風の建物だそうな‥チョッと小屋組みの屋根の梁がなんかオカシイ様な‥?
窓に隣家が見えない様に変わった紙が貼られている‥
広間の端部の中二階部分が倉庫状態になっていて(写真参照)これまた冬篭り前の山小屋のようで残念‥

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お城から徒歩でレストランの場所がちょっと判らなかったんだけど、目印はこのNTTの鉄塔です。
ゆっくりと食事を終え外に出たら観光客に写真を撮られた。
素敵な建物から素敵なカップルが出て来たので思わずシャッターを押したと思われる‥かな?
まぁ満足できる食事内容だったかな‥値段にしてみれば当然と言えるけど‥

松本市の宿命のライバルである長野市だったらこのクラスのレストランって‥何処だろう?って思案&協議しながら‥フラフラとかつて?の繁華街?を歩く‥
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ちなみに鯛萬とはどんな意味なんだろう?ここからさほど離れていない松本城の東側の元?歓楽街‥
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鯛萬小路と呼ばれる狭細路を歩くと最近開発されたマンションのお膝元に『鯛曼の井戸』と言う湧水が湧く公園がある‥
イメージ 19近所には“鯛萬の井戸”という小公園として再開発された井戸がある。どこのHPにも『かつて割烹料亭“鯛萬”がこの地にあった‥』ってコピー&ペーストされた記事が溢れており、その“かつての割烹料亭”についての記述が全くない。Web社会の弊害だね‥
電源次第では湧出量に変化があるとは自然湧出ではないってコト?でもいいね‥湧水の溢れる街って‥

そもそもこの地に割烹料亭の『鯛萬』が創業したのが明治25年で、昭和25年に今の位置に移ったとのコトその時には洋食店になっていたのかな?山小屋風の建物は昭和38~40年に建築された。と店のヒトに聞きました。店名の“鯛”は海が離れているので海産物名を店名に入れた?とか‥地名ではないっていうコト

他県の人に長野県に来てまで刺身?って思う事があるのだけど、最上級のおもてなしとして遠くからの海産物を提供する思想ってとある山小屋でマグロの刺身を出された時に聞いた事があるけど‥そんな感じ?
もっとも、近頃の長野県内は“おもてなし”とは名ばかり状態‥ここ鯛萬を除いて‥

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