牛歩村日記? Like a snail's pace?

日々平穏に暮らしていれば、自から幸せになれると言いますが‥?いろいろ雑音が‥

庄内映画村&中央水路

前回鶴岡を通り掛かった時にスーパーで見掛けたポスターがチョット気になっていた
中央水路のあるチョッと昔の街道筋っぽいトコ‥ どうも映画とかのロケ地であるコトは判っていたけど

どうも庄内映画村って言うらしく、オープンセットって言う映画や時代劇のロケ地用の施設ってコト‥
鶴岡の市街にあるお城の公園の前を通過し、羽黒山方面に車を走らせ庄内の田園地帯を右の谷方面に車を走らせる。目の粗い何処からでも侵入出来そうな木の柵に囲まれた施設‥見学にはもちろんお金がかかる。

イメージ 17観たコトないけど『おくりびと』でロケされた鶴岡市内にあった風呂屋だそうな‥
取り壊しされるのを移築したらしい。まぁ、明治村みたいな感じかな?
さすがに風呂には入浴れない様だけど、タイルまでちゃんと左官してあるようす。
ココは入口前なので無料で見学出来る‥

ゲートで入場料を払う。周りの柵が隙間だらけだけど入っていいのかたずねるが、女の子に笑顔で返される‥
入場すると、侍姿のアンバサダーがイロイロ案内してくれる。内部の移動に500円でバス乗り放題があるのだけど、ダイエットってコトでスタコラ歩く‥

まずは『宿場町エリア』へ‥
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『13人の刺客』って最近の映画のロケ地になっていたらしい‥。
あとは、最近のNHKでやっていた『タイムスクープハンター』ってタイムスリップモノの“籠屋”のハナシで見覚えがあるなぁ~
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街道を上手く段差をつけて二筋に造ってあり、表情の違う宿場町を構成している‥

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チョッと天気が怪しくなって来た‥このまま土砂降りになってもなんだか、初期の黒澤映画の様で雨宿りもいいかも‥ってチョッとワクワクしたりして‥ でも降らなかった‥

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宿場町はいわゆる『歓迎○○御一行サマ』みたいな表記が‥ あと多いのは『千客万来』の表記、お江戸の時代からの流行言葉なのか‥

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所詮ロケ地なんで、建屋の内部は安普請‥ でも小道具は古道具を流用している‥まずまず‥

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安普請①土壁は発泡ウレタンで既に紫外線劣化    安普請②カメラに映らない欄間部分は空洞‥
そもそも“あばら屋”風に造られているので冬季の風説にどれだけ耐えられるのだろうか‥

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もちろん、観光客の記念撮影への演出も忘れてはいない‥

にわかにゴロゴロと雷が鳴り響くのだけど、雨は降らないので山村集落エリアに移動‥
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スタッフが草刈りをしている‥ このくらいの景色はお膝元の小谷村には現役だす‥

さて、一気に高度を下げ‥待望の中央水路があるらしい漁村農村エリアへ‥
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通称『中央水路』は現在の『側溝』って概念が定着する前のインフラストラクチャー
日本国内でも重要伝統的建造物群保存地区やいい感じに取り残された集落や街道筋に残されている‥

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なかなかいい感じに再現している。少し下に歩くと海から20kmは離れているけど“漁村エリア”
海砂を敷き詰め船や網を配置している。牡蠣殻なんかも散乱したりして‥ あとはCGなのかな?

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こちらは農村集落ゾーン‥ 田は委託された農家が耕作している様子‥

まぁ、豪雪地帯なので冬季は当然休業になり従業員は季節労働ってコトなのか‥スキー場や冬場の漁師になるとか‥ドウなんだろう‥雇用の創出に繋がっているのだろうケド、持続可能な構造ではなさそうな‥

そもそも、豪雪による安普請の劣化は激しくヒトの生活しない建屋はドンドン朽ちて行く様子‥
長く続く施設でいて欲しいとは思うけど‥

【エリアマップ】
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【参考】 庄内映画村オープンセット