牛歩村日記? Like a snail's pace?

日々平穏に暮らしていれば、自から幸せになれると言いますが‥?いろいろ雑音が‥

地震‥その時‥

工事現場にてお役所の監督員と出来形の確認の為の検測をしているトコだった‥
広い芝生の広場の中央で4人がかりで検測していた一人が、「気持ち悪い‥フラフラする‥」 えっ‥ ボクも‥
地震だ‥ 揺れは激しくなって‥ ‥おさまるか‥と思いきや‥いつまでもおさまらない‥

周囲の作業員達は全く気が付かずに、作業を続けている‥
地震だっ!誰か車に行ってラジオを聞いて来いっ!」って指示‥ キョトンとしている‥

検測を中断して、監督員と事務所に行く‥
事務所で流しっぱなしのNHKのラジオでは津波の警報を報じている‥
「何処だ‥?」 断片的なラジオの音声からはまだ判らない‥

ネットを開く、Yahoo!のトップページに三陸沖と言う文字‥
イメージ 1他の気象会社の地震ページはアクセス集中なのか不通‥
ラジオからは叫び声のような津波の警報が繰り返し放送され、何処で何が起きたのかを伝える段階ではなく、まだ罹災直前の人達に呼びかける段階であるようだ‥
【 ←地震直後(14時53分)
  に保存した画像 】

取り合えず震源地が遠いコトが判り、事務所を出て作業員サン達に待機を指示‥
だけど、やっぱり地震に気が付いていないヒトも多い。

事務所にて監督員と仕事の打合せを続ける‥
監督員は兵庫の出身で高校生の頃、震災にあったコトを話す。ボクも当朝は関越自動車道の工事をやっており、車のラジオで事の成り行きを聞いていた‥

そんなコトを話しあっているうちに、ラジオからは津波が到達した情報が‥、気仙沼では‥との報道がある‥

打合せを終え、明日の段取りの為に連絡を取ろうとするが、携帯電話は全くつながらない‥
事務所の有線電話から携帯に連絡をして何とか翌日の段取りを済ます。

鞄に入れておいた自分の携帯を見ると、助役サマから安否のメールが来ていたので返信する‥
実家には携帯から連絡できず、有線電話から実家の有線電話に電話‥
塀が倒れた家屋があるとか、実家の本棚の本が散らばったとの報告‥
他の兄弟の安否も聞く‥

17時まで普通に働き、助役サマも家(古民家)が心配だから帰るって連絡があり、ボクも明るいうちに家屋の確認をしようと帰宅‥
家屋は無事でした‥