蜜談

　長野県は養蜂農家がソコソコ多いらしく、春先のウメ、アンズ、モモ、リンゴ（順不同）が果樹園に、アカシアの花が河川敷に咲く頃から彼方此方(アチコチ)に巣箱が置かれ‥
　こんな事があったりする‥【参照記事】激怒！『蜂の一刺し』
　そんな折、助役サマと近所の養蜂園に蜂蜜の新作を買いに出掛けた。
　
理科室の準備室みたいな部屋に通され、商品のハナシを伺い次に養蜂家の仕事について伺う。
　
日本中の花を求めて南から北へって旅から旅へって素敵なロードムービーの様な生活‥？って思っていたけど‥、どうも蜜を絞る以外の仕事の依頼は果樹をはじめ作物の受粉の幇助を依頼されるってハナシ‥
　なるほど、まさに“持ちつ持たれつ”‥。他の昆虫でなく、やはりミツバチでなくてはならないらしい

「ソウ言えば、去年あたり全国と言うか地球上で大量のミツバチが死んでしまったってありましたね‥」
ってハナシで、これから出掛けると言っていた御主人に口火がついてしまった。
　確かにミツバチの大量死の報道は僕みたいに新聞もテレビのニュースを見ないヒトの耳まで届いていた‥。けれども、その原因は何も報道されないまま‥　なんだったんだろ‥って印象だけ残った

　御主人曰く、稲作のカメムシの農薬であるクロチアニジンを主成分とする商品名『ダントツ』等々の農薬が原因であるという。なんで報道されないかと言うと‥いわゆるメーカーがスポンサー側ってコト‥

web上でも情報制限がされているのだろうか、あまり検索で引っ掛からない‥

僕の出身校の農薬のセンセは「地球上の人口をココまで増やしてそれでも飢餓に襲われない食糧生産が可能になったのは、農薬の躍進があったから‥」って言っていたけど‥

まぁ、『無農薬なので安心！』だなんてその存在を完全否定されていて、それでもなんら反論をしない業界は一体なんだろう‥って思って居たけど、『言わせておけ‥』ってこっちはガッチリ儲かっているから全く問題ない‥ってコトなんだろうな‥
　
昔はあんなに飛んでいたトンボなんか全く見なくなったし‥
地球上で最も種の多い昆虫類はこのままではドウなるんだろう‥

でも、蚊は嫌いだし蠅も嫌い‥家の中にアリがやって来るのもイヤなんだよね‥( -_-)=з

【参考記事】
ミツバチ大量死の原因は日本で開発された殺虫剤クロチアニジンだった
岩手県：水稲カメムシ対策の殺虫剤ダントツでミツバチ大量死
ミツバチの大量死の原因は農薬ネオニコチノイド
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