牛歩村日記? Like a snail's pace?

日々平穏に暮らしていれば、自から幸せになれると言いますが‥?いろいろ雑音が‥

O布施ワイナリーの“垢抜けないおもてなし”とは‥?

湯田中の助役の友人宅の帰りに往路で見掛けた『O布施ワイナリー』の看板に沿って酒蔵を見学に行く。
県内の酒蔵としては精力的に“新しいワイン”を発表?している“様な”気がしたので一度雰囲気を感じてみたかった‥。

なんとも判り難い果樹園の道を走ると駐車場があった。
“ワインを嗜むのがカッコいい”って思っていそうな他県ナンバーの男女が土産のボトルを持って歩いてくる方向が酒蔵だろう‥
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集落の狭い中に酒蔵があった。工場?の先にショップがあるらしい。作業服の人達が「いらっしゃいませぇ、奥へどうぞ‥」みたいな感じで案内してくれる。ふむふむ、冷かしの客なのにいい感じだ‥^^

イメージ 3元は日本酒の造り酒屋だったのが、若い跡継ぎがおフランスで修行したかなんかで、ワインつくりをはじめたってハナシ‥
僕が初めて山葡萄でワインを造った頃にこっちの酒屋で此処の山葡萄ワインを見つけて高かったけど買って飲んだのが最初の出会いで、ボトルのえらく手作り風な感じが僕みたいな2軍の醸造家なのかな?って思ったのだけど‥
どうも、最近は勢いがあるらしくワインの木のオーナーを募集して投資を呼びかけている様子‥。

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蔵も和なんだか洋なんだか良く判らないけど‥って扉を開けてショップに入る。
薄暗いけど、試飲コーナーがあるらしい。その前に店の雰囲気の写真を撮ろうとしていたら‥
「ホームページ、ブログへの掲載は御遠慮願いますぅ~」って、おばさんだかおっさんだか判らない人が通りすがりに声を掛けて来た。「ふぅ~ん」駄目なんだ‥
って、僕は思ったのだけど‥
試飲コーナーの前に立って考えた‥。ここで助役に運転を変わって貰えば僕は飲めるな‥ふんふん‥
あれっ?さっきのおばさん?がチャカチャカ片付け始めたよ‥そうか試飲の時間を過ぎてしまったんだね‥俺が今まさに飲もうとしているのを判って片付けたな!一声掛けろ!「試飲の時間は16時までですぅ~」って!
ボスみたいな女性に聞いた「店以外に見学できるのですか?」
「毎週土曜にホームページで予約して貰って見学会を遣ってます。見学って言っても樽を見て畑を見るだけですけどね‥」吐き捨てるように教えてくれた。「ふ~ん」
「土曜だけど今日はもう終わりなんですね」と僕。「予約されたお客様だけです」とボス

そんなやり取りを見ていて助役が激怒した。「ちょっと雑誌とかで紹介されるとコレだから‥」妙に毒付いている。まぁまぁ‥
僕はそれ程気には留めなかったけど、確かに見下したような言葉使いだ‥。

まぁいい‥

そうそう、O布施ワイナリーに来たら聞きたい事があったのを思い出した。
『シュトルムを販売されてますが、ボトルの破損は無いのですか?』
要は『酵母が生きているから早く飲め要冷蔵だとか書いてあったので、炭酸ガスの充満によるボトルの破裂にはどの様に対処しているか?』を聞きたかった訳だけど、店の女ボスに言わせれば、『“火入れ”して酵母を殺しているのでその心配は無い』との事‥
『見学会を予約して頂くと、醸造責任者から詳しい事が聞けると思いますよ‥』

なんだ、火入れしているなら冷蔵する必要も何もないじゃない‥
売店の主人まで説明が行き届いてないからかもしれないけど、かなりがっかりした。
濁酒(どぶろく)同様に、口当たりが良くてクイクイ飲んでしまうと後で“嵐(ストーム→シュトルム)”の様に胃袋が発酵してしまう‥って事で名の由来になったはずなのに‥

“シュトルム風甘口ワイン”って訂正して貰おう‥
せっかく御曹司がおフランスで修行して来ても‥残念、残念‥ ホンモノに出会えると思ったのに‥
ホンモノだと思って購入したのに‥

【参考記事】疑問に思った頃の日記シュトルムのなぞ
【参考資料】垢抜けない案内

もっと好きになろうと思ってやって来たけど、対応してくれた人の感じの悪さで全てがパァになってしまった感じかな‥
僕はそれ程でもなかったけど、助役がしばらく怒っていたなりよ‥^^
まぁ、僕なんかも口を開けばろくな事言わないので気を付けるとしよう‥(-_-;