土曜の低気圧通過後に
富山湾を高波が襲った。
湾全体で被害があった様だけど、まさか
日本海という内海であんな(テレビ映像を見て)波と海水の市街地への
流入があるなんて‥
聴けば『寄り回り波』という現象で、低気圧が通過した後に北寄りの強風が高波を起こすとの事‥。
また
富山湾は急激に深くなる地形なので、波浪の回転エネルギーがそのまま外洋?から伝わる。
その急峻な海岸線の丘陵で平均海水面から上方に跳ね上がる‥。
思えば北海道西方沖
地震での
奥尻島への
津波も急峻な海面下の地形が多大に影響している‥。
“チューブ”と言われる
北斎の
富嶽三十六景の様な波は深い海の中の円運動が海底の勾配で海面に押し出されたカタチと思っていい‥
予知出来る災害なのだろうけど、まさかアソコまで‥というのが感想だ‥。
改めて危機意識とは何か考えさせられる‥。