牛歩村日記? Like a snail's pace?

日々平穏に暮らしていれば、自から幸せになれると言いますが‥?いろいろ雑音が‥

浅間山登山!

去年の披露宴の時から来シーズン(2007)は浅間山に助役と登りたい!って思っていた。
浅間山は埼玉の実家からでも見えるなかなか高い山。2004年に噴火して群馬県側に火山灰を撒き散らし、レタスの値段が跳ね上がったのを覚えている。長野県内業者も便乗値上げで、それなりに影響があった。
その後、去年くらいから部分的に登山が出来る様になっているらしい。
地元の観光関連業者の要望が強かったのだと思われる。

何処かの“大雪渓”と同じだ。観光客の安全より、自分の懐だ‥。
まぁ、誰が登山道を整備しているか!って言えば地元なのかな?良く判らないけど‥
ではでは、助役との久々の登山の巻‥

軽井沢のホテルでディナーを済ませた僕らは助役実家邸に向う。
酔った僕に喋らせてロクな事がない‥って助役が判断したのか、挨拶も早々に二階に隔離されてしまう。
風呂に先?に入れさせて頂き、二階で寛いでいると親父さんが上って来てビールを勧められた。
あまりハナシもも咬み合わず、しばらく飲ませて頂き睡眠‥

翌朝は御両親が起きる前にはお出掛けして登山口に向おうとしていたけど、失敗‥。
6時前には起きたのだけど、助役が朝が弱くモタモタしていたら朝食の用意が出来てしまった。

モタモタしているうちに、9時近くになってやっと出発!
台風の爪痕はなかなかなモノで、いたるところで立ち木が折れ、田の畦が崩れていた。
ビニールハウス全壊やトマト棚全壊を多く見掛ける。まぁ、他山の石です。しょうがない‥

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グングン坂を登って、高峰高原に着いた時には10時過ぎ‥ 流石に景色は抜群だ。既に眼下には雲‥

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駐車場の先から軽井沢から上田方面を見下ろす。この浅間山が噴火したら全て火の海だ‥

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モタモタ準備して出発!     なにやら火山の注意書きが保険証書の約款の様に見えない様に掲示してある。
良く読んでおかないと、保険の払い戻しもして貰えないかもしれない‥

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“白玉の木”の実。口に含むとハッカの味            黙々と登る

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途中にある避難小屋。火山から噴出してくる飛来する岩なんかを避ける為の施設だけど、てっきりゴツイコンクリート造だと思ったけど、車並みに薄い鉄板造りだった‥。火山弾は素通りだろう‥。

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外輪山の端部まで登ればやっと浅間山の本体が望める‥。
これを一旦降りて、浅間山本体に登り返さなければならない。
地図のコースタイムと照らし合わせて下山が17時過ぎになる‥って助役が指摘。
「なんて計画性がないの?」って詰られる‥。
もっと“強い意志”で朝食も振り払って出掛けなければイケナカッタらしい。
『できるか、嫁の実家で!』φ(`д´)
だもんで、助役と協議の結果はこの先の黒斑山(くろふやま)で終わりにする‥

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映像は高峰高原自然観察センターと小諸市役所にて放映されているらしい。
前者ではやっていなかったけど‥。

とにかくこの山は『100名山』ってモノに選定されているので、2004年に噴火した時に立入禁止措置がとられたけど、早々に解除された。
解除の根拠はあるのだろうか?『予告なく噴火する』って書いてあるぞ!『予知出来ない‥』って言い切られても、多大な予算を投資して答えがそれかい?いい気なものだ‥。
いいねぇ~。結果を求められない仕事は‥
『判らない‥』『想定外』『不具合』で片付ける事が出来る。
『雷が近付いたら10m離れろ』って書いてある。
それでは登山道は通行止めだね。崖になっていて通行出来ない。もっと好き勝手に規制を外して工作物作るなら既存の通路を考えろ!

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黒斑山山頂付近にある監視カメラ。麓まで延々と光ケーブルが敷設してある。
監視カメラは録画を続けていても、それを解析する職員が居るのかどうか‥
予知しようとはしていないのかな?噴火後に画像を見て結果論を称えるだけの施設なのかも知れない。

右は、非常時にこのサイレンを鳴らして、周囲の人に周知させろ!って事。
そんなサイレン鳴らす前に逃げちゃいそうだけど‥。なにせ『突然に噴火する』と脅されている。
火砕流なんかあったら、一瞬で全て消滅だね‥。遺体も消滅したら、保険金も払い戻されないね。
行方不明から7年間待たなくてはならないんだろうな‥

イメージ 14ケーブルの敷設箇所の借地の表示
たぶんケーブルの直径に延長を掛けて、表示している様だ。
花が咲いてようと、枝があろうと、登山道脇をむき出して敷設してある。
埋めたら埋めたで、土地形状の変更になってしまうしね‥

イメージ 15名残惜しんで浅間山を眺める。
黒斑山(外輪山)の山頂には山頂まで行かない爺婆がたむろして、昼飯を食べている。
現在の登山界の消費を担っているのは彼らだ。要は団塊の世代ってヤツだね。
いつも集団だ‥。

イメージ 16外輪山は内側が崖になっていて、スパッと足元から切れ立っている。
怖い怖い‥
周りの団塊の連中も「やだやだぁ~。あぁ言うの私駄目なのぉ~」って言って大騒ぎしている。
駄目なら柵でも陳情して作らせろ!うるせぇな‥

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ココロと舌を慰めてくれる、クロマメの木の実とコケモモの実

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登山道は深く掘れてしまっている。        遠くからデユークウォークでやって来た助役。
“自然大好き!”って言っている人間サマが   カメラを構えたら止めてしまった‥^^
登山道の崩壊の元凶だ。

人間サマの自然破壊はじわじわと大地に亀裂を入れて行くが、地球サマの自然はもっと激しい‥。
でも、それ自身が自然であって破壊ではない‥。
いつか真っ赤な溶岩で覆われる時があっても、またこんな木々に覆われる時が来るのだろう。

イメージ 21土産屋で見つけた『白樺の樹液』
100%でなくてなんだか色々混入している。
美味しいのかドウだか?
今度は100%を飲んでみたいね。
自分で採ればいいんだね‥。春先だ‥
一瓶350円で、かなり高い。

途中で下山したらしたで、「やっぱり引き返さないで行けば良かった‥」なんて言っているヒトが居る。
なにやら子供の頃に、近所のヒトと『浅間ブドウ』って言ってそんな果実を沢山カルデラで採った事があるらしくて、行って見たかったらしい。

まぁ、次回だね。それとも来週来る?実家泊まって早起きして‥^^
朝、弱いヒトが居るからいけないんだし‥