牛歩村日記? Like a snail's pace?

日々平穏に暮らしていれば、自から幸せになれると言いますが‥?いろいろ雑音が‥

風吹山『藤三郎冷泉』

8月19日日曜日。僕は普通の日曜だけど、助役は盆休み最終日‥。
『暑いから冷泉でも楽しもう!』って提案‥。
でも、僕も久し振りで“どの位歩くか”“虻は多いか”等の情報が不確定なので、助役は拒否‥ぶぅ~

だもんで、近所の友人を誘って出掛ける。
今年は熊が早くから出ているので、文具店で爆竹やら購入‥。
昔彼とは“山葡萄”を採りに近くに来た事があったけど、その時は土砂崩れで林道がかなり手前で通れなくてかなり歩いた記憶があった。
けど、その工事も終わり車は山の中までスルスル‥

場所は国土地理院の地形図にも温泉マークがあるから、猿でもすぐ探せるはず‥

途中、良さげな沢で釣り糸を垂らす‥(チャンと準備していた)
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橋の上から‥って言うのが、結局は川まで降りて‥。「居る居る!」って冷泉そっちのけで段々白熱‥

イメージ 3可愛いイワナちゃんだ。
これが、今年の僕の第一号!
でも、リリース。
今日は温泉が目的だ‥。

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北俣沢と南俣沢の狭くなった馬の背状の林道は、終点まで車で入れた。
下山して来た人が沢山居たるけど、荷作りして出発!
登山口の掲示板には冷泉辺りの地名なのか『藤三郎』って書いてある。ふぅ~ん
僕は例の樹脂桶を背負子(しょいこ)にくっ付けて登る。カランコロン!ってカウベルも鳴らしている‥

イメージ 615分も歩いただろうか、ガレ場の痩せ尾根から右側に真っ白な流れの沢が見える。
冬に栂池から風吹池経由で前横倉山の北東斜面を滑ると、この痩せ尾根を通過しないと帰り難くなる‥かな?
この辺りは火山地形で、沢は深く抉られている地形が多い。
嵌まってしまうとなかなか上がって来れなくなる‥かも。




イメージ 7降りてみるとこんなトコ‥
河床は真っ白だ‥
プゥゥゥンと硫黄臭が漂う‥
これが温かければ‥って。

左岸の数箇所から冷泉が噴出している。
冷たい!硫黄味も濃い!
地下水並みの水温で高くても9℃位かな?

虻も居ない様なので、スポン!って裸になって流れに浸かる。
ヒーィ!冷たい!
幾ら炎天下(だった)でも‥耐えられない!


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さっそく荷を降ろして、桶を設置!鍋で湯を沸かし始める‥。
『加熱した石を投入』『釜も荷上げする』等々検討したけど、結局は鍋で沸かして投入することに‥

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火元は往年の名器『スベア123』ガソリン燃料だけどかなり火力不足‥。音は景気いいのだけど‥
炭酸ガスを多く含んでいるのか、早くから鍋の底に気泡が現れる。
フルチンでやっていたら、虻様が数匹現れる。ひぃ~!

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“虻様”来襲い耐えられず、まだまだ冷たい桶に飛び込む‥。
温めても桶の下を流れる冷泉で冷やされてしまうのか‥。
友人も僕の残り湯では不満なのか、下流でトライしている。冷たそう^^
いつしか雲行きが怪しくなり、ゴロゴロいい出したので退散‥。

次回は火力をアップさせて“極楽”を実現するぞ!!でも、熊に注意なり!
源泉名は不明だけど、掲示板に『藤三郎』ってあるから『藤三郎冷泉』ってトコだろう。
他のページに『藤三郎の湯』ってあったけど、湯ではないね‥。なんでもいいけど‥^^
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