牛歩村日記? Like a snail's pace?

日々平穏に暮らしていれば、自から幸せになれると言いますが‥?いろいろ雑音が‥

BMW「クルミ割りカラス篇」

ココしばらく事務所にいて書類ばかりまとめている。
窓から見えるのはカラスが道路上にクルミを落としている姿。
「カッコォォォン。コロコロ‥」って感じで繰り返し繰り返し、僅かな食料を得るのにも根気がいい。
そのうち(何日か経って)車に偶然踏まれたクルミを食べる事が出来た様だ。
パッ!っと閃くほどカラスの大脳は大きくはないらしい。
しばらく落下作業を繰り返して、再び偶然に出会うのを待っている。(待ているのは僕だけど‥)
この辺りのカラスはまだまだ車に踏ませるって事は、大脳に刻まれていないらしい。

僕が以前(平成初期)飛ばされていた現場で北海道は函館の隣町の上磯町(当時)での事。
上磯から大野に抜ける道道からチョッと入ったところ、戸切地川沿いの原野にはサワグルミの木が多かった。秋アジ(鮭)の遡上も終わり、ユキムシがちらほら見えるそんな季節の事だ。

「やけにクルミが路上に散らかっているなぁ~」ってパリッ!パリッ!ってクルミの殻を踏んで通過した。ルームミラーで踏み潰したクルミを確認しながら遠ざかると、ん?
カラスが舞い降りて来て、突いているではないか!
「まさか‥」って遠ざかる。
再び通り掛ると、同じ様に路上にクルミが並べてある。
バリッ!バリッ!って踏んで通過してルームミラーを凝視‥。
「来た!」
カラスが降りて来て啄ばんでいる。
「やるな‥」

賢いものだなぁ~って
思って、その後は胡桃を踏んだり避けたりしてカラスとの日々を過ごしていた。
その後、NHKニュースの中で「東北大学構内でからすがクルミを‥中略‥東北大○○教授が○○学会で発表しました。」
「!」
なんと、みんな知らなかったのかい?
まさかね。もっと早く僕が学会に発表して置けばよかった!って思ったモノだ。
まぁ、三平方の定理(3.4.5の辺で囲まれた侠角は直角ってヤツ)も、ギリシャの数学者なんかより農家の人がとっくに使っていたって言うし‥(未確認)
まぁ、発表したモノ勝ちってヤツだ。(新大陸にだって住民居たし‥)

いい‥、そんな事いい。
そのうち都心でもカラスのゴミ漁りやなんかで話題になると、「賢いカラス」のエピソードの一つとして良く取り上げられるようになった。
「っち!僕だけの秘密だったのに‥」って思うほど人間は小さくない。つもり^^

で、BMW3シリーズのTVCM。
イメージ 1『CMストーリーは、香気漂う冷涼な空気を切り裂いて山間のヘヤピンカーブをダイナミックに駆け上がる一台のBMW 3シリーズを、上空を旋回する一羽のカラスがこのシーンを目撃するところから始まり、カラスはクルミの殻を割らせようとBMW 3シリーズに先回りしてとあるS字カーブにクルミをひとつ置くと、ハイスピードでコーナーを次々にクリアするドライバーを路上のクルミに気づき余裕の笑みを浮かべながらクイックなステアリングさばきでさらりとクルミをかわすというもの』
【無断転載】

いやはやメジャーになったもんだ。
でも、みんなはヒトから聞いてカラスの賢さを知識として得たのかも知れないけど、
僕は自分で発見したんだもんねぇぇ~!(^ー^* )♪
って年甲斐もなく思うのでした。ちゃんちゃん‥
なかなかないよね、こんな発見‥。この間は辰巳用水でビックリしたけど^^

「クルミ割りカラス篇」左下にTVCMのWindowがあるよ。メイキングムービー付^^(メイキングはつまらない)
ちなみに、日本市場向けに事前調査を実施して制作された、日本独自CMっってハナシ^^

でも、自然観察って言うのかな?人間以外の動物は見ていて飽きない‥。
いつも新しい発見が隠されている^^
凝り固まった視点を持たない様に、脳をアイドリングさせておこうっと^^