牛歩村日記? Like a snail's pace?

日々平穏に暮らしていれば、自から幸せになれると言いますが‥?いろいろ雑音が‥

世界遺産“五箇山相倉集落”

地図と睨めっこしてて気が付いた。林道温泉の一山南は“五箇山相倉集落”日本の世界遺産の先駆者だ。
僕は以前、同窓会を2回相倉集落で企画しているので、特に『行かなきゃ!見なくちゃ!』って意識はない。ましてや今年は雪も少ないので、雪に埋もれる合掌造りの家々なんか見られる訳がない。
でも、助役は初めてらしいので、ときに見に行った。
雪のユの字もない富山平野からトンネルを一つ潜ると、そこは雪国。チョッとびっくり‥
『観光は8時30分以降にしてくれ』って意の看板がある。そう、世界遺産は住民の通常の生活の場だ‥。
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集落の入り口の大きな駐車場に車を止めると、既に合掌造りの家々はすぐそこ。
写真右は、冬と初夏の2回ほどお世話になった民宿『勇助』さん。集落の中でもひときわ大きな合掌造りだ。トイレはウォシュレットだし、布団はふかふかだし、囲炉裏端で食事していい宿でした^^
今回は一応電話したけど満室でした‥
イメージ 3昨日降雪があったのでチョッと絵になる。
観光客が凍結路で転んで手を切っていた(・д・)
二日酔いで散歩は危ないネ
集落内は大型三脚を抱えたカメラマニアで沢山いる。
景気のいい事です。
何処に行っても、中高年のカメラマニアは大勢いる。
彼らがカメラ業界を支えているのだろう。
若い人は携帯でバシャ!バシャ!音だけ五月蝿い。
アノ音は、スカートの中とか隠し撮り出来ない様にするんだろうね^^




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新旧雪囲い。左が杉皮、右が通称“タキロン”
見栄えは世界遺産的には左だけど、コレこそ中は真っ暗!
タキロンくらい許してあげないと、くらぁぁい冬になってしまう。
基本的に冬の合掌造りの家は中は真っ暗と思っていい。
切妻部からの光は有難い、小さな窓からの光は空間に陰と陽の世界を作り出す。
冬は圧倒的に陰‥。
ちなみに2回目に訪れた時は6月の梅雨時で、縁側でゴロゴロして田んぼの稲を眺めたモンです^^
春蝉と蛙の鳴き声で、気持ちよかったぁ~(だったかな?)

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左、郷土楽器“こきりこ”コレをジャッ!ジャッ!って鳴らして拍子をとる
民宿では大概演奏してくれる
右、またもや買ってしまった“さるぼぼ”
いつもフロントガラスに吊るしているけど、直ぐ紫外線で皮膚癌になって可哀想なんだよね。
助役はさるぼぼを作るのが得意だそうで、無駄買いをたしなめられる^^

ざっと林道温泉から往復1時間。まだ合掌集落は2箇所ほどあるけど、またの機会‥
やっぱり泊まって中からじっくり合掌造りを堪能したいネ!