武蔵野サイクリング

針のむしろ？だった一夜を過ごした助役を気遣って都心にお買い物に出掛けようかと考えていたけど、連日の暴食に「運動がしたい」って言うので、サイクリングに出掛けた。
家から２分程の溜池。
通称“不動沼”不動様？が祭られている
僕の釣り発祥の地。
昔は沼は濁っていたけど、今は底まで良く見える。
今は魚が居ないのか地主がウルサイのか誰も釣りをやっていない。
この沼で生き物に興味を持ちこんな大人になってしまった‥。
この沼の桜は見事で、いつの日かこの桜の下で家族総出で花見がしたいと思っている。
出来るかな？

父親が管理する我家の畑。
殆んど手伝わなかったけど、僕も同じ事をする事になるとは‥
やはりＤＮＡは恐ろしい‥
冬でも収穫の出来るこの地方は羨ましい

畑の片隅に在る“柚子”
この品種はチョッと小さい
と思ったら今年は大きくならなかったとの事。
でも、沢山収穫出来た。
柑橘系に目の無い助役は、町並みの中にチラホラ柑橘系の成る樹木を見つけて歓喜している。
信州では南部の一部を除いて柑橘系の樹木を見ることは無い

嘆願してかなり貰って帰る事となる

近所にある“武蔵丘陵森林公園”のサイクリングコースに向かう。
車で行って自転車をレンタルしてもいいのだけど、両親の自転車を貸して貰えるとの事で、拝借してくる。が！途中ブレーキレバーを強く握ったら「ブチッ！」ワイヤーが切れた。
しょうがないので戻ってホームセンターで直す。ついでに両方の自転車のブレーキパットも減っているので交換。ボロボロの自転車を直していると、隣に7000円の新品自転車を売っていて、これを買ってあげた方が親孝行なのかな？でも、勿体無いって言うだろなぁ～。

自転車直して、気を取り直して出発したら、既に陽は西に‥
急いで公園に向かうけど、食事がまだだ。
って思っていたら、こんな田舎に“スタバ”発見！
シアトルの風がこんな海無し県に吹いているとは！
長野県にだってたぶん１件しか無いのに！
感動しつつ昼飯代わりに一服(*^ｰ^*)

“武蔵丘陵森林公園”は総面積７２０ha（たぶん）凄く広い。開園は僕の幼少の頃で僕はかれこれ少なくとも２５年くらい前から来ている。
小学校の時のサッカー少年団でも来たし、中学校のクラスの卒業旅行でも女子達と来たし、事在るごとに遊びに（それもサイクリング）来ている。アノ頃小さかった樹木も、既に大きくなっている。

開発されてなければ、この辺りはこんな雑木林が連なっていた。
此処は国土交通省の管理なのでなかなか手が行き届いている。
まさに里山はこんな風に人手が加わらないと維持されない。ただ、昔の武蔵野と違うのは、人々の生活の生業（なりわい）によって形成された景観だったはずだが、この公園内は税金で生活を伴わない管理を続けている。らしい。それでも、剪定樹木をチップ化したり色々苦心はしているようだ。
なんて考えながら、一周１９kmのサイクリングコースを劇走！

帰りには既に薄暗い。
感じのいい土手道があったので脇道に‥。
砂利道が尻に痛い。
今日は風が弱くて良かった‥。

「高校近いの？」
って聞かれて寄ってみる
これは“旧制中学”時代の現在“記念館”
こんな建物が昔は市内にチラホラ在ったものなのに‥。
グランド、部室（ぶしつ）とウロウロ、怪しまれない程度に徘徊して帰る。

助役にも僕の故郷が解かって貰えたかな？