牛歩村日記? Like a snail's pace?

日々平穏に暮らしていれば、自から幸せになれると言いますが‥?いろいろ雑音が‥

山菜アシスタント

長野市で、野山で遊ぶガイドをやって生計を立てている先輩が居る。
その先輩からアシスタント(バイト)の要請があったので快諾した。

今年は雪が溶けてから、すぐ仕事に復帰して意に反して市街地での工事に従事しているので、山菜からは離れてしまっていた。
今までは休憩時間でも、仕事の行き帰りにも手ぶらで帰って来ることは無かったのに、松本市までの長距離通勤で、そんな余裕は無し。

時間があっても、休日は畑の手入れ、平日はプールに行ったりジョギングしたり(ダイエットの一環)。

当初お客さんが7人ほどで、目が届かない所を補てんするのが仕事。って聞いていたのだけど、直前のキャンセルが多く、お客は3人。全員がリピーターだと言う。
一度参加すると、四季折々参加したくなるらしい。もちろんガイドさんの人柄と企画力だと思う。

さて土曜日の朝、長野駅の新幹線改札口でお客さんと待ち合わせ。
先輩はいち早くお客さんを見つけて手を振っている。
その後ろからチョコチョコ歩いてくる男が僕の視界に入った。

ん!あの小太りの首の無い男は!
田中康夫”だ。
意味も無く含み笑いを浮かべながら、改札を付き人と通過して足早に立ち去っていく。
小さな姿に周囲の人も誰も気が付いていない。
先輩に「ほら、やっしーだよ」って教える。「ふーん」って感じ。

この男は知事でなくなったら、長野県に住む事はないだろう。
生活の大半は東京での営業に費やしている。

さて、今日明日のフィールドは戸隠高原だ。当初は妙高高原の笹が峰辺りを予定していたのだけれども、残雪が多くて山菜の生育が遅れているので場所を変更したとの事。

まずは宿泊場所の戸隠牧場のキャンプ場に場所取り。

イメージ 1天気も良くて芝生が開放的な気持ちの良いキャンプ場。
遠くに見えるのは戸隠山
天照大神が、岩屋に篭城していた時の岩戸が、かげで待ち構えていた天手力雄命が岩戸に手をかけ一気にガラガラと渾身の力を込めて、岩戸を「エイッ」と持ち上げ投げ捨てた所。

キャンプ場にキャンプするなんて、何年ぶりだろう?
人にストレスを感じ易い僕はずっと敬遠していた。
まだレジャーシーズンには早いのか、人の出足はまばら。
絵に描いたような、キャンプ道具を並べた親子が“アウトドア”をやっている。
微笑ましい。

イメージ 2さて、一行は牧場を歩きガイドさんの秘密の場所へ。
遠くに見える山は“黒姫山
まぁ、秘密にしなくても山菜は何処にだってあるんだけど‥
採りたいモノを、安全的確に案内するのがガイドさんの仕事
(*^m^*)

イメージ 3ここのツアーは、靴底がフェルト(綿羊)で出来た靴をはいて沢を歩くのが標準になる。
冷たくて気持ちがいい。けど、滑ると危ない
(´_`*)

イメージ 4沢には水芭蕉なんかが咲いている。
すでに葉っぱが巨大化している。
ちなみに水芭蕉は食べられません

イメージ 5ハリギリ
タラの芽やコシアブラに次ぐ木の芽。
あまり食べる人は居ないみたいで、先行者が居ても採られていない事が多い。

イメージ 6やっぱり人気のコシアブラ
山菜を覚え始めた人に限って、
「ツウはタラの芽よりコシアブラが好きなんだよ」
なんて人の事を言う‥
他人の好みなんてドウでもいいのにねぇ~

イメージ 7王者“ギョウジャニンニク”(行者大蒜)
ニンニク臭が食欲を誘います。

イメージ 8こっちの方が王者なのかな?“ウド”(独活)
アシスタントなんでお客さんの採取優先なんだけど、彼らの方が山菜に詳しく舌を巻く
(´_`*)

イメージ 9夕食のオカズくらい採取したら、選別。
既にビールで乾杯なんかして。
早く天婦羅たべたぁーい!
太陽の下で飲むビールは最高
\(´∀`)丿

イメージ 10天婦羅!
アシスタントはあまり手を出す事が出来ず、先輩が揚げ担当。
僕は美味しそうに食べるのが仕事。

イメージ 11こんなイタリアンっぽいオカズも。
行者大蒜とトマトとチーズが絶妙のハーモニー!
久しぶりに、同じ様な方向性の人達とお酒を酌み交わし、楽しい一夜を過ごした。
これでバイトなんだから、嬉しい事だ。
翌日は、お土産にする山菜を採取して解散。
また、アシスタントに呼んで貰えますように。

野山で遊ぶノウハウを伝授する事を生業にするなんて、先輩は素晴らしい仕事を持っていると痛感した。