横浜 重機転落事故 62歳の作業員男性が死亡

横浜市にあるかつてアメリカ軍などが使用し、いまは公園の造成が行われている土地で、重機ごと地下タンクに転落したとみられる62歳の作業員が、タンク内で死亡しているのが見つかりました。

今月25日、横浜市金沢区にあるかつてアメリカ軍などが燃料の貯蔵基地として使用した「小柴貯油施設」の跡地で、公園の造成に向けた作業をしていた高橋和昭さん(62)の行方がわからなくなりました。

燃料をためるために使われていた直径およそ45メートル深さおよそ30メートルの地下タンクに20トンある重機ごと転落したとみられ、タンクにたまった水をポンプで抜いたあと28日朝から救助活動が始まりました。

警察や消防によりますと28日の午前中に重機の一部が見つかり、その後、さらに水を抜いて重機が埋まっていた周囲の泥を救助隊員が手作業で取り除くなど活動を続けた結果、午後5時半ごろ重機の操縦席で男性が死亡しているのが見つかり、高橋さんと確認されました。

警察は重機を使った作業中に誤って転落したとみて詳しい状況を調べることにしています。