ウチの助役サマがマスクを欲していると聞いてか、実家の母から手作りマスクが送られて来た。「送る」とは聞いていたし、ある程度の想像はついていたけど、何処か見たコトのある柄のモノが多く懐かしい感じ。
ゴムは使用したマスクのゴムを再利用しているとか、鼻当てにはワイヤーが挿入されていいると‥言っていたので流石に昭和の女性の‟始末のいい仕事”を感じられる。実家の母の裁縫の力量はボクも子供の頃から見せつけられていたけど、父親のシャツの襟や袖口が擦り減れば返して直したり‥、ちょっと思い出せないけど、大体のモノは作っていたな‥。型紙みたいなのが雑誌の付録なのかいつまでも使っていたっけ‥。布切れをゴミ袋に入れる様なコトは一切見たコトはなかったな‥。実家から現場に通っていた頃、ホームセンターで市販の『ぞうきん』ってモノを購入していたのをみて「ぞうきんを買うって考えたコトない‥」って言っていたのを思い出す。
回収したボタンやジッパーとか何処で使うのか色々分解して備蓄されていたな‥。ボクも裁縫はボタンを付けたり、ズボンの裾上げをしたり、ハイエースを暮らせるように改造していた頃はカーテンを縫ったりしたけど、なかなか面白いモノ‥。まぁ、襟の裏返しまでは出来なかったけど‥。
ユニクロとか創業の地が隣々町のしまむらなんて、ドンドン新しい衣料を購入して貰わないと頭打ちなんで、入り口に何処かに運んで活用するとかいうゴミ箱の様な大きな箱があって、そこでリサイクルと言う名の‟破棄”をして貰って、新たな衣料を購入してもらうようにしている‥。以前、キャベツの外皮だけ持ち帰る家族のハナシを書いたことあったけど、ココで待っていれば着るモノに困らないなぁ～って思っていたけど‥ドウなんだろ‥あんまり買い物行かないし‥。日本では高級とされ海外で買いより割高で購入させられるアウトドア系のＰ社なんかも、頼み込めば直してはくれるけど、基本古着はリサイクルプロジェクトとか言って何処か第三国に送っちゃう‥って書いてあったな‥。
擦り切れたり、カギ裂きがあったりしても、お気に入りだったら直して着たいって言う時代ではなくなっているんだろうな‥。タイピストとか電話交換手が廃業したように針子サンって存在しないのかな？ボクがまだスーツを着て仕事をしていた頃にはたまに虫に喰われた穴を直して貰いに‟かけはぎ屋”サンを探したものだな‥。まだあるかもしれないけど、そろそろ無くなる業種なんだろうな‥。
今日は久々に病院に行ったけど、座席を間隔をあけて座る様に要請していたな‥。通常から爺婆で満載なんで、指定の席を空けて立っているヒトは固まって居るしかなくて‥なんだか本末転倒状態だったかな？ほぼ全員マスクをしていたけど、手作りマスクみたいなヒトはいなかったな‥。
なかなか立体的に縫製されていたね‥大したモノです‥。
三次元での生地と張りとか考慮して裁縫するから創造的な仕事だよね‥。
ときにウチの助役サマは裁縫はドウなの？
義母さんにナニか頼んでいるの耳に挟んだことあるよ‥？
優しい義母さんだね‥。でも、なんだか猫とかは苦手らしいよ‥
