『虫歌山 桑台院』 こと『虫歌観音』で‟虫”について想う
長野市から旧真田町に抜ける県道沿いに、現在は名前を変えたけど『虫歌の湯』って温泉施設があり、『虫歌』ってなんだろうなぁ~?って思ってはいたんだけど、『虫歌観音』というのがあるとは‥知らなかった。『虫』って地名に付くトコは近くだと須坂市の山田温泉から下りて来た県道に『虫送北』って交差点があったな‥。田園と丘陵地の境あたりで、夏に虫送り火を大勢で運んだのかな?ってイメージしなら通ったモノ‥。実家近くの川島町には『虫塚』って交差点があって、これまた田園地帯で害虫とされた虫の供養をしたのが地名になったのかな?って‥夏の夜に車のフロントに虫がビッタリ付いたりして‥って感じですな‥。聞けば鎌倉の建長寺というトコに虫を供養する塚の様なオブジェがあるみたい‥。流行りの隈研吾さんデザインだそうな‥。公共の建築物って、ある建築家が流行るとなんだかそのヒトばっかりになる感じしない?一種の談合体質っていうか‥なんだろう‥?
さて、『虫歌観音』県道から少し入ったトコにあり、通りからはチョッと判りづらかった‥。
バリアフリーでない石段を登ると、『大悲門』って右から読むのかな?仁王門がある。
立派な仁王様が睨みを利かせていたけど、暗くて良く判らない‥。更に石段を登る。
なかなか急な石段ですな‥。おおっ!立派な社が見える‥。この近所の神社関係は舞台状になっているトコ多いね‥。『蟲歌山』だそうな‥。ホントは虫が三つなんだね‥
実は車で上がって来られる小道がある‥。
そっちも参道になっているのか地蔵様が設置してある。梅畑が広がっていい香りがする。向こうに見えるのは飯綱山かな?
真田の家紋が掛けてある‥。来月には縁日があるみたい桜が咲いている頃だな‥。
境内からの景色もなかなかですな‥。正面は‟実はピラミッド”と都市伝説を自ら吹聴する皆神山で、その左が尼巖山ですな‥。
この虫歌山、桑台院というんで害虫というよりは養蚕のお蚕様を祀っているとのコト‥。暗くて良く中を覗かなかったけど一丈八尺の大きな千手観音が祀られていたらしい。お参りだけして降りて来てしまい、勿体ないことをした感じ‥。
観音さまって言うけどお寺なの‥?仁王さまも墓地もあったね‥
観音さまは、お釈迦さまや阿弥陀さまと一緒で仏教のインド由来の信仰対象だよ‥。神社は天照大御神とか大国主命とか日本由来の信仰対象だよね。あとは郷土の偉人とか祀ったり‥
相続人達の節税対策で宗教法人に登録するのかな?じゃぁ、ナントカ記念小学校とかあったじゃない?アレは何のため?祀られているんだ?
まさかっ!許認可が受け易くする呪文だったんじゃない?原稿だってフリガナがないと読めないし、お友達に囲まれて背後からヤジを飛ばすことしか出来ないじゃない‥。空っぽだから担ぐ神輿には丁度いいんだよ‥。
【虫の付く地名】を調べてみた
『虫歌(蟲歌)』と『虫送』は不掲載だね。チョッと見つけた感があって嬉しい‥
ついでに【虫ではないけど、虫を含む言葉】
苦虫、弱虫、泣き虫、疳の虫、裸虫、虫も殺さぬ、虫の居所、虫の息、虫酸、虫が好かない、虫が知らせる、腹の虫、等々
→まぁ昔は病は『虫』が体内に居たとか言われたんだっけ?あまり肯定的でない感じ
折角だから、いまさら検索した‥《出典:Wikipedia※一部抜粋》
人名だと、昔の知らないヒトばかりだったけど、手塚治虫センセイと虫プロってトコなのかな?
これからの地球上の食糧難には虫食が有効なんだってっ!
知っているョ!『アメリカミズアブ』の幼虫とか、栄養バランスがいいんでしょ。残飯の処理までしてくれるって‥。家畜の飼料に使われているらしいよ。虫版のデントコーンみたいなモノだね‥
知ってるよ。ウチでもコンポストで増えていたじゃない‥.。でも信州のヒトは昔から虫食べて来たから慣れっこみたいだよ‥ 。
まさかっ!昔のハナシでしょ?ソウいえば昔はサナギ粉とか釣り餌によく混ぜたよね。瓶入りのサナギ水煮も売っていたよ。釣り具売り場だけど‥
長野県じゃ『蜂の子』なら土産物売り場に売っているよね。ミズアブ幼虫も加工すればなんとか行くんじゃない?マク○ナルドの肉も一時はミミズの合成肉ってハナシあったしね‥ 。ソウソウ‥その前は猫肉って言っていたんだっ!!